花と蛇(2003)

2005年4月6日 日本
世界的なタンゴ・ダンサーの静子(杉本彩)は、実業家の夫・遠山(野村宏伸)の自分に対する心が遠のいていくことに不安を抱いていた。そんな折、静子に魅せられた政財界の黒幕・田代(石橋蓮司)の意を受け、暴力団組長の森田(遠藤憲一)は遠山を罠にかけて静子を拉致監禁する。そこは、セレブの人間を観客とする異様なSMショーの舞台で…
東映 カラー【千日会館】
(ウチ好み度:1.5)

これを見に行った日、レディースDayにも関わらずオヤジさんばかりやった。平日の昼間からよくこれだけのオヤジさんが集まったもんやなぁって感心したよ。だって立ち見やってんもん。

なんやろう、SMの世界に詳しい訳ではないけど“無垢な人”を調教し、調教される所に快感が生じると思うねん。
せやけど、杉本彩は最初から純潔さよりフェロモンを出してるので「貞淑な妻が闇の世界に落ちて行く」ってイヤらしさはなかったなぁ。
確かに、彼女のこの映画に対する熱き思いを感じる肉体やったよ。ちょっと綺麗すぎて、映画というより写真的。
なんか深みのない映画やったなぁって感じ。
オヤジさんには味のある映画やったんやろかぁ。

昔、団 鬼六の時代SM本を読んだけどウチにはハードすぎた…。
「ウチはソフトまでしか無理!」って思ったもん。
これまた、売りに行く勇気もないので(買う事は出来たのに?!)どこかに眠ってる。。。

追記:立ちながら見ててんけど、横にいたオヤジは痴漢オヤジやってん。
じ〜と横顔を何回か見てたら逃げて行った。
内容が内容の為、仕方ないのかもしれんけど映画をオカズにしてよ!って感じ…。
ミニシアターで見るポルノと成人映画館でみるポルノの客層の違いやね。今後、本場に一人で行くのはやめよう〜。

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